ふられ女の大暴れ | ワジルシ・キングダム

ワジルシ・キングダム

読書・映画・大道芸が三大娯楽の会社員。

■本日のDVD ■

「ベスト・フレンズ・ウェディング」


高3の頃に留学していた先で、よくビデオを見ていました。
久しぶりに見たら、携帯電話がやたら大きかったり、
パソコンの画面が古臭かったり…時代を感じました。
公開は97年。

ジュリア・ロバーツが28歳の役で、若い!
キャメロン・ディアスなんか、20歳の女子大生役!
(実際は20代中盤だったようだけど)
いま見ると、
「ガッツあるなあ…」
と思ってしまう話でした。
当時は大好きで、何十回も見たのだけれど。

ジュリア・ロバーツ演じる料理評論家のジュリアンが、
一度別れてからもずっと好きだった男友達=マイケルに
じわじわ振られていく話なんですよ。
じわじわ振られているんだけど認められなくて、
そこから一発逆転を賭けて全力で頑張るの。
でもさー、どんなに頑張っても、所詮は彼女が部外者で
マイケルとその彼女(キム)の仲は揺るがないんですよ。

彼と自分だけに通じる思い出話をしてみたり、
自分だけが知ってる(と思ってる)彼の欠点を
自慢げに挙げつらってみたり…
痛い、痛すぎる。
そういう行動のすべては「過去」に基づいているだけで、
「現在」も「未来」もないんだもんなー。

私がいちばん好きな場面は、ジュリアンが
マイケルを追いかけるところです。
マイケルはというと、キムを追いかけています。
キム←マイケル←ジュリアンのカーチェイス。

ジュリアンは、仕事仲間で恋愛相談の相手でもある
ジョージに電話。(車を運転しながら)
そのときのジョージの台詞が痛すぎて、超泣ける。


「Michael is chasing Kimmy.
You are chasing Michael.
Who is chasing you?
Nobody!
Jules, YOU ARE NOT THE ONE!」


みたいな感じだったと思うんですが…
カーラジオから流れてくる「世界は愛を求めてる」も
本当に名曲だし、この場面は泣いてしまいます。

で、こういう絶妙のタイミングで、アフタヌーンの
「げんしけん」をうっかり読んでしまったわけですよ。


斑目さん!!!
ふられてますがな!!!!


へこみすぎて卒倒しそうになった。
何これもう。何なの。